こんにちは、バリスタの松本です。
冷凍庫で眠っていた少し古めのコーヒー豆を美味しくいただくために、コーヒーゼリーにしてみました。
ネットで見てもあまり本格的なレシピは載っていなかったので、今回カフェや喫茶店でも通用するぷるっぷるなコーヒーゼリーの作り方を画像付きで書いていきたいと思います。
ひとコマずつ撮っているので長く感じますが、10分もかからない簡単なレシピです。
コツやポイントは最後にまとめて書いておりますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
コーヒーゼリーの材料(2~3人前)
- コーヒー豆:60g
- お湯:500g
- グラニュー糖(違う砂糖でも可):39g
- 粉ゼラチン(クックゼラチン):1袋(固めは2袋)
- アイスクリーム or ジェラート
- フレッシュ or 牛乳 or 生クリーム
今回コーヒーゼリーを作ったときに使った器具
- クレバードリッパー (クリックで詳細へ)
- コーヒーミル (クリックで詳細へ)
- コーヒースケール (クリックで詳細へ)
- コーヒーケトル (クリックで詳細へ)
- コーヒーサーバー(クリックで詳細へ)
- バット(入れ物であれば何でもOK)
- つまようじ(包丁でも可)
※インスタントコーヒーの場合は、ドリッパーとミルは必要ありません。
コーヒーゼリーのレシピ(作り方)
①コーヒー豆を計ります。
②お湯を100度まで温めます(鍋で沸騰させてもOK)。
③コーヒー豆をミルで挽きます。
④ドリッパーにペーパーをひきます。
⑤ペーパーを濡らし、お湯を捨てます。
⑥挽いたコーヒー豆をフィルターにセットし、スケールを0にします。
⑦約100gお湯を注ぎます(お湯が溜まる構造です)。
⑧2分間、蒸らします。
⑨サーバーにコーヒーを落とします。
⑩メモリを0にします。
⑪お湯を100gほど注ぎます。
⑫全部落としきります。
⑬お湯を200gほど注ぎ、落としきります。
⑭お湯を100g注ぎ、軽くドリッパーを回してまわりについた粉を落としつつ、コーヒーを落としきります。
⑮コーヒーの液体だけで約390gです。
⑯コーヒー液の10%の砂糖を計ります。
⑰コーヒーに加え、よくかき混ぜて溶かしきります。
⑱粉ゼラチンを1袋(5g)用意します(固めが好きな方は2袋)。
⑲コーヒーに加え、よくかき混ぜて溶かしきります。
⑳バットに移します(なければ何でも可)。
㉑冷蔵庫で冷やします(約30分〜1時間ほど)。
㉒つまようじでお好きな形に成形します。
㉓アイス等と一緒に器に盛り付けて完成です。
※おまけ:ぷるっぷるです。しつこいぐらいにぷるっぷるです。
コーヒーゼリーを作るときのコツ・ポイント
ポイント①注ぎは適当でOK!でもちゃんと計量する
おうちで食べるならザックリ作っても良いかもしれませんが、毎回同じ味にはなりません。
特にコーヒーのレシピは計量が非常に重要です。
注ぎ方はコーヒーゼリーを作る場合はだいたいで良いですが、必ずコーヒー豆量とお湯量は計ってください。
スケール(計り)がないと計量はできないので、もしおうちにない場合はぜひこの機会に購入してはいかがでしょうか。
おすすめのコーヒースケールはこちら↓↓
[itemlink post_id=”1480″]
ポイント②アルコールスプレーを吹きかけると表面の泡が消える
ゼリーの表面に泡が残っていると、なんだか気持ち悪いですよね。
スプーンでがんばってすくっても良いのですが、サッとなくなる方法があります。
それは「アルコールスプレーを表面に吹きかける」です。
本当に?って思うかもしれませんが、驚くほど簡単にキレイになくなります。
他の料理やお菓子を作った時にも応用が効くので、ぜひ覚えておいてくださいね。
こういうやつです↓↓
[itemlink post_id=”1479″]
ポイント③クレバードリッパーがあれば適当でも美味しい
今回使用したドリッパーなのですが、かなり優秀で私も超愛用してます。
なにがすごいって、お湯を注いでも落ちないのです。
意味わかんないですよね笑。
普通に注いでも中に溜まっていって、カップやサーバーの上に置いたらお湯が落ちる仕組みなのです。
それっぽい言葉でいうと、浸漬法も透過法もどちらでも使えるということですね。
なので最初に軽く浸漬して蒸らしを十分にし、透過法で抽出していっています。
そうすることで味をしっかり出してコクもありながら、スッキリした味わいになります。
注ぎ分けるのめんどくさい!と思った方は、何も考えずに適当に注いで4分蒸らしてからサーバーに置けば普通に美味しく抽出されます(分量だけ計ってくださいね)。
紅茶やハーブティーを淹れるときも面倒なので、これに茶葉とお湯を入れて4分蒸らしてカップに置いてダァーっと漉してます。めちゃ簡単便利。
超おすすめなのでぜひ一家に一台どうぞ↓↓
[itemlink post_id=”1482″]
コーヒーゼリーを作るときのコーヒー豆の選び方
一般的には深煎りのほうが良いとされていますが、全然そんなことはありません。
喫茶店的な味わいを求めているなら深煎りのほうがマッチしていますが、浅煎りは美味しくないかというと全く逆で、かなり美味しいです。
浅煎りはコーヒー単体で飲んでもフルーティーで、まるで紅茶のような香りがするものもあります。
そんな浅煎りコーヒーで作ったコーヒーゼリーは、香りはもちろんしませんが、口に入れた瞬間ふわっと爽やかな香りが広がって、筆舌に表し難いおいしさです。
ビターな深煎りも魅力的ですが、気分転換に浅煎りのコーヒー豆でも試してみてはいかがでしょうか。
コーヒーゼリーをより美味しく作るためのおすすめコーヒー豆
コーヒーゼリーもコーヒーの品質は大事です。
今回は少し古くなったコーヒーを使ってみても美味しかったですが、それは元のコーヒーの品質が良かったから。
気軽に買えるコーヒーも良いですが、たまにはちょっと良いコーヒーも飲んでみるのも一興かもしれませんね。
ということで、ネットで買えるおすすめのコーヒーを少しだけご紹介しておきます。
おすすめコーヒー豆①ロクメイコーヒー
私の知り合いのお店がネットショップもされています。
こちらのオーナー焙煎士の井田さんは、ローストマスターズという超ハイクラスの焙煎の大会でなんと日本一になりました!!おめでとうございます!
他にもバリスタ委員会というスペシャルティコーヒー協会の大会運営をされていたり、すごく精力的に活動されている方です。
浅煎りコーヒーと言えばこちらのお店。すごく美味しいのでオススメですよ。
ロクメイコーヒーのショップはこちら。
おすすめコーヒー豆②珈琲キャロット
写真真ん中の内倉さんは、実は彼もローストマスターズという焙煎の大会で過去に日本チャンピオンになられた実力者です。
コーヒーのネット通販では1〜2位を争う著名ロースターではないでしょうか。
中煎りぐらいのイメージですので、普通に飲んでもコーヒーゼリーにしても美味しいです。
珈琲きゃろっとのショップはこちら。
おすすめコーヒー豆③ドイコーヒー
昔からネット通販をされている老舗ロースター。
上記2店舗は最先端の味ですが、こちらは昔懐かしの味わい。
浅煎りも良いけどやっぱり深煎りのコーヒーゼリーが好き!という方はこちらがおすすめです。
ドイコーヒーのショップはこちら。
以上です。
ちなみに豆の焙煎具合によって若干分量が変動するので、ご自分の好みの味わいで作ってくださいね。
ぜひいろいろお試しあれ!