coffee

【初心者必見】バリスタが選ぶ家用おすすめコーヒー器具【入門道具セット】

こんにちは、バリスタの松本です。

職業柄お客さまはもちろん、友人からもコーヒー器具のおすすめをよく聞かれるので、おうちで使えるコーヒーグッズをまとめてみました。

この記事はこんな方におすすめ
  • コーヒー器具は種類がありすぎて何を選べば良いかわからない
  • 安いものではないから失敗したくない
  • コーヒー専門家の意見を聞いてから買いたい

こういった方はぜひ最後までご覧ください。

おうちにコーヒー器具がない初心者がまず揃えるべき入門グッズ

コーヒードリッパー ペーパーフィルター
コーヒーミル(グラインダー) コーヒースケール
ドリップポット(コーヒーケトル) コーヒーサーバー

上記6つの道具があれば、家でもお店並みのコーヒーを淹れることが可能です。

一番安いものを選びがちですが、バリスタ目線で初心者でも扱いやすいものを選びました。

それぞれ詳しく説明していきますね。

ハンドドリップコーヒー抽出工程ごとに必要なグッズを解説

①お湯を沸かす

ドリップポット(コーヒーケトル)

世界中のバリスタからのフィードバックと専⾨家の声を形にしたドリップケトル

お湯を沸かしてそのままハンドドリップすることができます。

1度単位で温度設定ができるので、コーヒー豆やレシピに合わせた温度で抽出が可能です。

注ぎ口も細めなので、適当に注いでも結構いい感じに注げます。

②コーヒー豆の重さを計る

コーヒースケール

0.1gから測れるタイマー付きポータブル電子デジタルキッチンスケール

おうちでコーヒーを淹れるにあたり一番大事かもしれない道具です。

お菓子作りや料理と一緒でレシピが大事なのですが、計量できないとどうしようもないですよね。

0.1g単位で測れるのが理想ですが、家によくある1g単位のものでも全然大丈夫です。

タイマー付きのものだとより一層使いやすいですよ。

③コーヒー豆を挽いて粉にする

挽きたてかどうかで、香りのたち方がもう全然違うので是非ともほしいところ。

ちょっと面倒だけど安上がりなのはハンドコーヒーミル

丸洗いできる世界中のバリスタに愛用されている臼型刃のハンドコーヒーミル

ちょっと高いけど手軽に使えるのは電動コーヒーミル

低速回転でコーヒー豆本来のアロマや風味を壊さない。
17段階の粒度調整ができる高品質グラインダー
一旦なくても良いかなという方は、お店で挽いてもらっても大丈夫ですよ。

④コーヒーを抽出する

先ほどのコーヒーケトルコーヒースケールも使いますが、他にも3点必要です。

コーヒードリッパー

プロも推薦!レシピを決めれば誰でもカンタンに安定したコーヒーを抽出することが可能なドリッパー

一番みなさんが気になるであろう抽出の要となる器具。私はクレバーをチョイスしました。

普通のドリッパーであれば構造上おおきな差は生まれにくいのですが、これだけ明らかに特殊で誰でもカンタンに淹れられます。詳しく知りたい方は下記リンク記事をどうぞ。

【最強】バリスタによるクレバーコーヒードリッパーの徹底レビュー(口コミ)とおすすめレシピ【CLEVER】こんにちは、バリスタの松本です。 今回は「クレバーコーヒードリッパー」についてレビューしていきたいと思います。 個人的にクレ...

ペーパーフィルター

プロも愛用するハリオのハンドドリップ用ペーパーフィルター

茶色(みさらし)と白色(酸素漂白)のものがありますが、基本的に白色を選んでください。紙の匂いが少し抑えられています。

サイズや形状も色々あるのですが、今回はクレバードリッパーに合うものをチョイスしました。

コーヒーサーバー

割れない・注ぎやすい・お手入れ楽々の三拍子が揃った革新的なコーヒーサーバー
一般的なものはガラス製で、よく棚から落として割ってしまいます。泣

こちらはトライタンという車で轢いても割れない(!)素材を使っているので、落としても安心です。

しかも環境にも人体にも安全だそうですし、食器洗浄機や電子レンジにも対応しているという万能ぶり。あとなぜか氷を入れていても水滴がほぼつかないです。

パッと見ガラスのような見た目ですしデザイン的にも良いのでオススメです。

⑤コーヒーをカップに注ぐ

抽出器具ではないのですが、必ず使用するので軽く説明しておきます。

コーヒーカップ

宮内省御用達。有田磁器独特の白く硬い透明な生地の上に、優雅な染付と華麗な絵を配した典雅な文様が特徴

コーヒーに限らず、飲み物って口当たりって大事じゃないですか。

口に当たる部分が薄いタイプのほうが繊細な口当たりになりますので、個人的にこれを愛用しています。

あとお上品な気分も味わえます。

マグカップ

コーヒーの香りをカップの中に包み込むよう設計された形状。リッチで濃厚なアロマを楽しむことができます

量を多めに飲みたいときに使用しています。

マグカップは口元が分厚いのが多いのですが、これはマグカップの中では薄めなので口当たりも良いです。

香りが中にとどまりやすい構造になっているので、香りも良いですね。

その時の気分によって使い分けてください

⑥コーヒー豆を保存・収納する

こちらも必須ではないのですが、「どうやって保存するのが良い?」ってよく聞かれるので記載しておきます。

コーヒーキャニスター

空気を抜くことで食材の酸化を防ぐ画期的な保存容器。ガラス製なので匂い・色移りもしません

フタを下まで押し下げることができるので、真空までは無理ですが極力空気を抜くことができます。

これに入れて冷凍庫や冷蔵庫など極力暖かくない場所に置いておくと、保存期間が長くなります(温度が低い方が酸化反応を抑えることができます)。

早めに使い切るなら買った袋のままでも大丈夫ですよ。

コーヒーに関するQ&A

コーヒーの抽出温度について

Q.お湯の温度は何度がいいの?
A.コーヒー豆の焙煎度合いにもよりますが、一旦90度で淹れてみて、次は92度、次は88度みたいに変化させてみて自分の好みを探してみてください。

コーヒーの保存について

Q.コーヒーを保存するときは常温・冷蔵・冷凍どれが良いの?
A.悪くなる原因として「湿気」「酸素」「温度」「光」の4つがあります。簡潔にいうと極力酸素を抜いた状態で密閉して冷暗所に保存しておくのがベストです。ですのでその3つだと冷凍庫ですね。

ハンドドリップコーヒーのレシピについて

Q.美味しいレシピを教えてください。
A.基本は「粉1に対して湯15」です。例えばコーヒー豆を10g使うとしたら、150gのお湯を注ぐと良いということですね。粉に水分が吸われて1割ほど減るので、抽出された液体量は130~140gぐらいになります。これをベースに色々試してみてください。

コーヒー豆の選び方

Q.おすすめのコーヒー豆はありますか?
A.好みの部分が多いので、コーヒー診断をされると良いと思います。

無料でコーヒー診断を受けてみる

ハンドドリップコーヒー初心者がまず買うべきおすすめ入門道具まとめ

必須!これがないと始まらないもの
可能なら買った方が絶対良いもの
お好みでどうぞ
コーヒーの豆選びに困ったら

以上です!ご参考になったら嬉しいです。

細かいレシピなどが知りたい方はドリッパーの記事で書いているので、そちらをご参照ください。

【最強】バリスタによるクレバーコーヒードリッパーの徹底レビュー(口コミ)とおすすめレシピ【CLEVER】こんにちは、バリスタの松本です。 今回は「クレバーコーヒードリッパー」についてレビューしていきたいと思います。 個人的にクレ...
良きコーヒーライフを!