オセアニア系コーヒーって?オーストラリア・ニュージーランドのコーヒーを飲んでみよう!

Sponsored Link
鹿股 優衣
◆この記事を書いた人◆
バリスタ:鹿股 優衣(かのまた ゆい)
語学留学のためカフェの街メルボルンへ。
現地のカフェ文化に魅了され、帰国後は天王洲アイルにあるオーストラリアンスタイルのアートギャラリー兼カフェ”Tram Stop Tokyo”にバリスタとして勤務。
オーストラリアをはじめとするオセアニア系のコーヒー事情を発信する。

最近、おおくのカフェでエスプレッソマシンを目にすることが増えたと思いませんか?

そのうちの多くがシアトル系と呼ばれるコーヒーショップで、
その代表にスターバックスコーヒー、タリーズコーヒーがあげられます。

エスプレッソの本場、
イタリア系のコーヒーにミルクやシロップでアレンジしたフレーバードリンクが有名です。

 

シアトル系のコーヒーショップ以外にも色々

日本には独自の喫茶店文化だけではなく、

  • イタリア系
  • 北欧系
  • オセアニア系

といった独自のコーヒー文化があることはご存知ですか?

今回はその中でも珍しい、オセアニア系を特集します!

 

オセアニア系ってどこのコーヒー文化?

v-u7qx-a

まずは「オセアニア」について。

オーストラリアとニュージーランドのコーヒー文化をまとめて
大陸名からオセアニア系と呼ばれています。

 

オセアニア系コーヒーの特徴

オセアニア系コーヒーの美味しいミルク

ニュージーランドとオーストラリア両国で行われる
広大な放牧主体の酪農産業が産み出したミルク大国。

これをもとに発展したオセアニア系のコーヒー文化には
「美味しいミルク」と深い関係があります。

ミルクの甘みを活かすため、
色々なフレーバーシロップをいれたりリキュールを入れるのではなく、
きめ細かいスチームミルクと泡状のミルクの割合でドリンクを選べるようになっています。

 

オセアニア系コーヒーのカフェ事情

自動販売機のコーラと同じくらいの価格から頼める
オセアニア系のコーヒーは地元の人から深く愛されています。

そのおかげでコーヒーを作るバリスタが増え、
技術を磨くとともにコーヒーを飲むお客様側の舌も肥えて、
より美味しいコーヒーを求めてお店を選びます。

お気に入りの一杯のために遠くから足繁く通うかたも多く、
普段人が集まらないようなエリアにもコーヒーを求めて行列ができたり、

ローカルスタンドのようなこじんまりとしたカフェにも
車で例えるなら高級車のような最新機能を兼ね備えたエスプレッソマシンを使用して
毎朝通勤前のビジネスマンや通学前の学生たちに癒しの一杯を提供しています。

 

カフェに足を運ぶ客層

大人から小さな子どもまで家族みんなで利用できるカフェがほとんどで、
週末は少し遅めのブランチメニューとおいしいコーヒーで優雅な朝を過ごす人が多く、
毎週末のように友だちとカフェでごはんを食べる“catch-up”が普及しています。

そのため、多くのカフェでは来店と同時に利用人数を確認され、
先にウォーターグラスと一緒にテーブルを確保してくれるので、日本のように席取りに困ることも少ないです。

 

誰もが持ってる「自分の行きつけ」

平均して1日2杯以上コーヒーを飲むオーストラリア・ニュージーランド人。

驚いたのは誰もが自分の「イチ押しカフェ」があること。

それがもちろん近くて行きつけになっているカフェだったり、
はたまた少し離れていても、あの一杯が忘れられない!
と記憶されたカフェだったりと様々ですが、共通して言えるのは高いコーヒーへの関心です。

 

オセアニア系コーヒードリンクメニュー

ショートブラック

"o0480068013663517891"

エスプレッソのこと。

カフェによってはクッキーがついてきたり、
チェイサーとして水や炭酸水が提供されます。

エスプレッソの豆を挽くグラインダーを二台設置しているお店も多く、
お店のコーヒーのベースとなる味を飲む人が選べます。

他のコーヒーメニューよりも1ドル(約100円)近く安めの値段のため、
メニューを知らない旅行客が頼みがちですね。

出てきたカップの小ささと濃厚で芳醇な香りで、ビックリした経験がある人も。

 

ロングブラック

"o0480068013663517891"

エスプレッソをお湯で割ったもの。

お湯で割った完成形を提供するお店と、
お湯を自由に足せるよう差し湯の瓶が添えられて出される場合も。

エスプレッソを使用しているため、
とろみのある口当たりと豊かなコーヒーのアロマが口の中に広がります。

 

よく「カフェ・アメリカーノ」と同じように見られますが、
違いはお湯とエスプレッソの注ぐ順番にあります。

「カフェ・アメリカーノ」はエスプレッソを使用しながらも
ブラックコーヒーに近づけるために抽出したエスプレッソの上にお湯を注ぎ、
クレマを消すように作りますが、

「ロングブラック」ではエスプレッソ特有のクレマを液体の表面上に残すため、
お湯の上にエスプレッソを抽出します。

そのためアメリカーノよりも香りが立ち、
口に含んだ時にとろみがハッキリと感じられます。

 

カフェマキアート

"o0480068013663517891"

エスプレッソの上に泡状のミルクがのったもの。

小さなカップ(エスプレッソカップ)で提供され、
日本のスターバックスで見るような、甘〜いキャラメルドリンクではありませんのでご注意を。

 

カフェラテ

"o0480068013663517891"

エスプレッソにたっぷりのスチームミルクと泡状のフォームミルクを加えたもの。

ほとんどのお店がラテグラスと呼ばれる透明の耐熱グラスで提供してくれます。

飲む時にエスプレッソとスチームミルクが混ざり合った層、
泡状のミルクの層の二層に分かれているを見ることができるので、
視覚的にも楽しむことができます。

この時のフォームミルクは1フィンガー(指一本分)の太さが良いです。

 

カプチーノ

wabkcvbl

エスプレッソとスチームミルク、
泡状のフォームミルクを合わせ、その上にココアパウダーがのったもの。

カフェラテと比較すると、
エスプレッソの量は同じでもスチームミルクの量が少なく泡状のミルクが多いため、
飲んだ時のコーヒー感はカプチーノのほうが強く味わえます。

カップの淵についたココアパウダーをそのまま残すことで、
飲んだ時に一口目からココアとエスプレッソ、ミルクが合わさって優しい甘さを作ります。

キメの細かい泡状のミルクがモチモチとしていて、
その泡をティースプーンですくい取るとミルクとココアパウダーのふわふわで甘い
「食べる飲み物」に早変わり!是非一度お試しください。

 

フラットホワイト

"o0480068013663517891"画像参照:http://jp.wsj.com/

エスプレッソときめ細かいスチームミルクを合わせたもの。

エスプレッソの表面に出来る「クレマ」で覆うことで
一口目からエスプレッソの味がしっかりと味わえます。

ラテやカプチーノと比べ泡状のミルクが少なく、
その質感はサラサラと飲みやすいエスプレッソで作る「カフェ・オ・レ」のようになります。

 

チャイティーラテ

シアトル系でもよく見るフレーバードリンクの中でも、
チャイティーラテはオセアニア系カフェでも人気のドリンク。

チャイスパイスと紅茶を合わせて作るお店や、
専用のチャイパウダーとスチームしたミルクを合わせて
シナモンとナツメグのパウダーをかけるお店もあります。

 

ベビチーノ/フラッフィー

"o0480068013663517891"

オーストラリアではベビチーノ、
ニュージーランドではフラッフィーの名前で親しまれる子ども向けの飲み物。

家族揃って週末をカフェで過ごす
オセアニア系のコーヒー文化を反映しているコーヒーメニューのひとつ。

デミタスカップにFluffy(ふわふわ)を意味する泡状のミルクにココアパウダーがかかった
まさに「カプチーノのエスプレッソなし版 」。

マシュマロやクッキーが添えてあります。

 

アイスコーヒー

"o0480068013663517891"

喉が渇いて冷たいコーヒーが飲みたい!と思った時。
メニューのアイスコーヒーの文字を見て頼んで見ると目の前には想像していたものとは別のものが。。。

オーストラリアやニュージーランドでアイスコーヒーを頼むと、
大きなパフェのようなグラスにバニラアイスが乗った冷たいカフェラテが出てきます。

生クリームやチョコレートソースがかかったアイスコーヒーもあるので、
甘党じゃない人は要注意ですが、オーストラリアやニュージーランドへ訪れた際は一度頼んでみると良いですよ。

 

オセアニア系コーヒードリンクメニューまとめ

  • ショートブラック→エスプレッソ
  • ロングブラック→エスプレッソ版レギュラーコーヒー
  • ベビチーノ→お子様向けホットドリンク
  • チャイティーラテ→チャイのスパイスの入ったミルクティー
  • アイスコーヒー→アイスクリーム付きのアイスカフェラテ

 

カフェラテ、カプチーノ、フラットホワイトの違い

フォームの量:フラットホワイト < カフェラテ < カプチーノ

  • カプチーノにはココアパウダー
  • カフェラテはラテグラス
  • フラットホワイトはエスプレッソ版カフェオレ

 

現地での注文方法

お気に入りのカフェとお気に入りのドリンクが決まっているからこそ
定着したオーストラリアとニュージーランド。

その文化がドリンクの熱め、ぬるめ以外の注文方法にも現れています。

 

コーヒーは濃いめが好き?それとも薄めが好き?

エスプレッソの濃さを注文するときは強弱で表現します。

濃いめは「strong(強い)」、薄めは「weak(弱め)」です。

 

健康志向にも受け入れられているオセアニア系のコーヒー文化

日本でも見られるミルクのオプション。

オセアニア系では主に

  • 低脂肪牛乳
  • 無脂肪牛乳
  • 豆乳
  • アーモンドミルク

といった4種類のオプションがあります。

乳製品が苦手な人にも、
美容健康への意識が高い人にも目を向けたラインナップになっています。

 

日本で飲めるオセアニア系コーヒーショップ

【清澄白河】オールプレスエスプレッソ(Allpress Espresso)

"o0480068013663517891"

住所:東京都江東区平野3-7-2

清澄白河の下町コーヒーエリアにある焙煎所兼カフェ。
高い天井と大きな窓、木製の内装から広い空間と開放感を感じる居心地のいいカフェ。
軽い食事メニューのグラノラや写真のようなメルボルンスタイルのフードメニュー、スムージーも。

 

【八丁堀】ガムツリーコーヒーカンパニー(Gumtree Coffee Company)

"o0480068013663517891"

住所:東京都中央区新川2-14-2

お昼時には八丁堀のビジネスマンで行列を作るテイクアウトで美味しいコーヒーとペストリーが充実したカフェ。
バナナとスパイスを練り込んだオセアニア系カフェ定番のバナナブレッドを二階のイートインスペースで戴けます。

 

【品川】トラムストップトーキョー(Tram Stop Tokyo)

owwp04oo

住所:東京都港区港南4-6-8

メルボルンに住んでいたオーナーシェフが、日本でオープンしたメルボルンスタイルのアートギャラリー兼カフェ。
美味しい食事とコーヒーを飲みながら、ストリートアート(期間によりアーティストの個展)が鑑賞できる。

 

【神楽坂/早稲田】モジョコーヒースタンド(Mojo Coffee Stand)

yyguy0tc

住所:東京都新宿区赤城元町4-11 ・ 東京都新宿区早稲田鶴巻町110

エメラルドグリーン色のカップが壁に並ぶ神楽坂店。
ラップサンドやクロワッサンサンドなどの軽食メニューもあり、時間帯にもよりますが少し暗めの店内でゆっくり過ごしたい時に最適です。

 

ぜひどうぞ。

鹿股 優衣
◆この記事を書いた人◆
バリスタ:鹿股 優衣(かのまた ゆい)
語学留学のためカフェの街メルボルンへ。
現地のカフェ文化に魅了され、帰国後は天王洲アイルにあるオーストラリアンスタイルのアートギャラリー兼カフェ”Tram Stop Tokyo”にバリスタとして勤務。
オーストラリアをはじめとするオセアニア系のコーヒー事情を発信する。

Sponsored Link